NASとは、インターネットに接続された記憶装置のことです。データを保存する装置であり、そこから従来のクラウドプラットフォームにアクセスすることができます。一方、Cubbitは、ストレージユニットではなく、ストレージユニットのネットワーク全体の上で動作するクラウドプラットフォームです。私たちはこれらのユニットをCubbit Cellと呼んでいます。

Cubbit Cellは、NASとはいくつかの点で異なります。

目的:NASがファイルを直接、たった一つのハードウェアにローカルに保存するのに対し、Cubbit Cellはそうしません。代わりに、ファイルをチャンクに分割し、AES-256で暗号化し、チャンクをCubbit Cellのピア・ツー・ピア・ネットワークに分散させ、各チャンクを異なるCubbit Cellに保存します。
転送速度:NASから/へのファイル転送は、国内の回線に制限されるため、外出先ではイライラすることがあります。逆に、Cubbit Cellから/への転送は、複数のパラレルP2P接続のおかげではるかに高速です。
セキュリティ:Cubbit Cellにアクセスしても、誰もデータにアクセスすることはできません。Cubbitに保存したファイルは数十個のチャンクに分割され、それぞれがAES256でエンド・ツー・エンドで暗号化され、ピア・ツー・ピア・ネットワークに分散されているからです。
アクセス性:NASが何らかの理由でオフラインになった場合、ファイルへのアクセスができなくなります。Cubbit Cellがオフラインになっても、ファイルはCubbit Cellではなく、ネットワーク全体に保存されているため、Cubbitでファイルにアクセスすることができます。